信越本線 くびき野崩れ普通列車 485系T17編成 |
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| 2007.8.9 長岡 ヘッドマーク、側面方向幕ともに白幕で長岡駅4番線に入線してきた485系T17編成、快速くびき野6号。
07年7月に発生した新潟県中越沖地震により鉄道が受けた被害は大きく、約2ヶ月もの間、信越本線は暫定運行を強いられた。 ひと口に暫定ダイヤと言ってもその中身は復旧作業の進捗に合わせ時期ごとに細かく変化し、写真の新潟発柏崎行快速くびき野6号(3376M~9396M)は7月30日~8月9日の間の運転だった。 長岡までは快速として運転、長岡からは臨時普通列車9396Mとしてそのまま柏崎まで直通。この時期の宮内~柏崎間はほぼ全区間に渡って厳しい速度制限が設けられており、通常ならば115系各駅停車が約40分で走る長岡~柏崎間を、9396Mを含む全列車が倍の1時間20分で走行した。
途中駅で普通列車へと変わる優等列車といえば現代なら急行きたぐに、趣味的にはオロハネ10を連結しC58が牽引した「大雪崩れ」などが有名だが、これはさしずめ「くびき野崩れ」といったところか。 (厳密には快速は優等列車ではない)
この撮影の翌日には長岡~柏崎間の速度規制は大幅に減少、くびき野の速達性も回復したが、不通区間の開通まではさらに約1ヶ月、速度規制解除による完全復旧は10月1日まで待たねばならない。
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2008年8月29日(金)20:54 | トラックバック(0) | コメント(0) | 485系 | 管理
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