除雪用モーターカー N-MCR600 越後湯沢 |
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| 2008.1.19 越後湯沢 午前の作業が一段落、昼食休憩ののち午後の作業開始を目前に控え越後湯沢駅端で待機するMCR600。 これから向かう先は上越線岩原スキー場前の大カーブ。下り線を逆線走行、約4キロの作業工程だ。
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| MCR600はJR東日本が導入した除雪用保線車両、いわゆるモーターカロータリーである。この機体は平成7年新潟鉄工製。
車体の前後にそれぞれラッセル、ロータリーを装備し、ラッセル側には線路両脇の雪壁を突き崩すことの出来る段切プラウも備える。 夏季はこれらの除雪装置を外し巡回や除草剤撒布など普通の保線車としても使える汎用型だ。
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| こうした保線用除雪車の導入は国鉄型DE15やDD14と違い車籍を持たない機械扱いのため、現場の判断で小回りの利いた運用が出来ることが最大のメリットと言える。 小型ながら除雪能力は必要十分なものを持っているようで、「小さな力持ち」と言えそうだ。
車齢の高い国鉄型除雪車が岐路に立たされている今、除雪用モーターカーの存在感がより一層増してきた。
(レイルマガジンモデルズ誌08年4月号に同日撮影の別写真が掲載されています。)
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2008年3月6日(木)21:32 | トラックバック(1) | コメント(0) | 除雪用モーターカー・保線車両 | 管理
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